こんにちは
古い団地のお風呂といえばバランス型風呂釜ですが、冬場は都度水抜きをしないと本当に凍結して破裂します。(経験談)
本当にそんなに面倒なこと毎回しなくちゃいけないの?という感じですが、そのようです。これを怠ると、本当に破裂してお風呂が使えなくなり、修理(または交換)も高額になります。
今回はバランス釜の水抜き方法について書いておこうと思います。
我が家のバランス型風呂釜はリンナイ製です。
メーカーやモノによってやり方が異なる部分もあると思いますので、参考程度にしてください。
器具栓つまみを 止 にし、ガス栓を閉じる。と書いてあります。
この『器具栓つまみ』というのがわからないのですが、お風呂のガスの元栓のことだと思っています。他に回してガスが止まるところがないので。
給水元栓というのは、お風呂場に来ている水の元栓です。
場所は我が家の場合には浴槽の周囲に水道管が走っていて、その端っこ(バランス釜とは浴槽を挟んで反対側)にあります。
こちらの水道は普段使わない目がいかないのですが、ここを止めます。
それからバランス釜にある湯温調整つまみを ぬるい に合わせます。
ちなみにこの時は ぬるい にするのを忘れて水抜きしました。後から動かそうと思ったら動かなくなってました。
出湯栓の切り替えレバーが 水道 とシャワー の二種類あると思うのですが、まずは水道の方にします。
水抜き栓つまみレバーはバランス釜の一番下にあります。普段は 閉 になっているのですが、これを左に回せるだけ回して全開状態にします。
そうするとここから水が出てくるので、そのまま1分以上水が止まるまで開け続けます。
水抜き栓つまみレバーからの水が止まったら、今度は出湯栓切替レバーを シャワー の方にします。そうするとまた先ほどの水抜き栓つまみから水が流れ始めます。
シャワーヘッドをお風呂の床に寝かせて、ホースの中の水を全部抜くようにします。
これをしないとホース内の水が凍って、ホースが破裂します。
もう一回 出湯栓切替レバーを 水道 に戻します。そうするとまた水抜き栓つまみから水が流れ始めます。(どういう仕組み?)
浴槽に水を入れている場合には、全部抜きます。
再び使うまで以上の状態にしておきます。
・・何度やっても面倒だしよくわからず、覚えられません。。
水が出なくなるまで結構時間がかかるので以上の手順で5分強はかかります。凍ってしまうようなところでの作業なので、これをやっている自分も凍りそうになります・・
ところで水抜きをやらないとどうなるかと言うと、本当に破裂します。
・水道管やホースの中の水が凍って膨張して水道管が破裂する
・バランス釜の中にある道管の中の水が凍って膨張して破裂する
どちらもあり得ます。
私はこんな面倒な水抜きという作業の存在を知らず、また水道管が本当に破裂するものだとは思っていなかったので、一度破裂させました。
ある冬の寒い日、帰宅するとお風呂場からとんでもない水の音がして、行ってみるとバランス釜の下の方から大量の水が流れていました・・パニックになって水道屋さんに連絡したら、『それはガス屋さんだよ〜〜』と教えていただきました。
ガス屋さんに連絡すると駆けつけてくださって、バランス釜の中の道管が割れたのだと教えていただきました。よくわからなかったけど、その時にバランス釜の内部も見せてもらいました。(無駄に貴重・・笑)
結局、修理不能でバランス釜ごと交換することになりました。(50万強!!笑・・えない)
だいたいこういう時には他の家でもバランス釜が壊れるので品薄になり、その後新しいものを設置してもらうまではホテル暮らしする羽目になりました。
この時、『水抜きをしなきゃいけないんだよ』ということを懇切丁寧に教えて頂き、やり方もレクチャーいただきました。よく見るとやり方はバランス釜にも書いてあったんですけどね・・自分ごとにならないとなかなか目に入らないですね。
クリスマスツリーがチラ見えしていますが、飛んだクリスマスになりました。
ちなみにこの水抜きっていう作業を毎日家族全員がお風呂から上がったあとにするなんて相当コスパが悪いので、バランス釜じゃないものに変えられるなら変えて欲しい、とお願いしたのですが、さらにすごい金額になると言われたので諦めました。(あと、我が家では設置不能かもしれなかった。)
というわけで、水抜きを怠って良いことは何もありません。雪国では普通の作業らしいです。寒い時期には必ずやるようにしましょう・・・
\雪が降ったらアヒルを作ろう笑!!/