こんにちは。
念願の太平洋フェリー(いしかり)に乗船してきました!乗船前のわくわくを裏切らない、あっという間の40時間でした。備忘を兼ねてブログに残しておこうと思います。
1階 乗船手続きカウンター
2階 乗船口・待合ロビー
3階 ポートミュージアム・送迎デッキ
旅の始まりは苫小牧フェリターミナル。フェリーターミナルってなんでこんなにわくわくするんでしょう。北海道土産は2階で購入可能です。一通りのものが揃っていました。(乗船後、フェリー内でも購入可能です。)
それは現金。船内は電波が不安定なのでクレジットカードも電子マネーも使えません。もし現金を持っていなければフェリー乗船前に準備しないと、中でお土産も買えないし自販機も使えません。
フェリーターミナルに着いたら、お土産を見るよりも現金の準備が優先です。
乗船前に1階カウンターで手続きが必要です。ホテルのフロントのように『予約している〇〇です』と伝えると、ルームキーをいただくことができます。混み合っていなければすぐ終わります。
荷物のスキャンくらいあるかと思っていたのですがありませんでした。犬もいませんでした。意外!
2階の乗船口から乗船します。時間があれば3階のデッキに行くと、これから乗る船を一望することができます。
特等洋室は大人3名まで宿泊可能な大きい部屋です。ベッド2台と大きなソファーがあり、部屋の広さが伝わるかと思います。
設備は普通のホテルのお部屋と大きく異なる点はないように思いました。
浴室・お手洗いも広くて充分です。
歯ブラシ・コップ・タオル類・部屋着・スリッパ
ボディソープとシャンプーが備え付けられていましたが、こちらは自分の使用しているものを持っていくのが良さそうです。他の等級のお部屋については以下でご紹介します。
部屋に荷物を置いて少し休憩してから、船内散策をしてみました。
湯沸ポットがないお部屋の方は給湯室でお湯をもらうことができます。多くの方がカップラーメンにお湯を入れていました。電子レンジもここで使うことができます。
メーカーごとの自販機になっていました。船内は電子マネー不可。現金のみです。
アルコール販売は23時から5時は停止です。大事なことなので笑
喫煙室は多くの方が利用されていました。
ゲームする方いるのかな・・と思ったらいらっしゃいました。シアタールームはガラガラ、ピアノは演奏禁止でした。残念!
気になるWiFiについてです。
料 金:24時間1078円
使用エリア:船の中央付近のみ
今回は購入しませんでしたが、購入してずっと中央エリアでお仕事をされている方もお見かけしました。
携帯の電波ですが、
docomo:航行中の6〜7割くらいの時間
楽 天:docomoよりは少ない時間
は使えたように感じました。思ったより普通に使えた印象です。
仕事のやりとりをするなら支障があると思いますが、家族や友人とのやりとりならそんなに問題にはならないかなと。長時間使えなくて困ったということは個人的にはありませんでした。
北海道土産も名古屋土産も定番のものは手に入ります。あとはフェリーのお土産や日用品などが揃っていました。
船は定刻に苫小牧を出港。船長からのかっこいいご挨拶がありました。出港の際には多くの方が外に出てその様子をカメラに収めたり、港の方に手を降ったりしていました。
フェリーの予約の際に3食付きを予約することもできますし、フェリーに乗ってからその都度食券を買ってレストランに入ることもできます。私は一日3食食べるのはかなりヘビーな気がしますので、私は事前予約はしませんでした。
一日目の夕食は、マルトマ食堂でテイクアウトしてきたお惣菜をいただく予定だったのですが、結局苫小牧旅行中に知り合った方やタクシーの運転手さん等、色んな方が色んなものをくださって、持ち込み量がすごいことになりました・・旅あるあるです。。
多くの方がフェリーの中央付近のテーブルと椅子で好きなものを食べていたので、躊躇せず広げることができました。
おはようございます。昨晩一緒に飲んだおじさま方に、朝は7時に待ち合わせ!と言われました。。笑。私は昨日は早朝のウトナイ湖に行くために3時起きだったので、今日はゆっくり寝るつもりだったのですが。。
7時の約束のために結局6時に起きました。7時ごろ金華山が見えるから、とのことでしたが結局見えたのは8時ごろ。。おじさまは船の常連さんとおっしゃっていたので、なるほど朝からまた飲むために騙されちゃったのだと気づきました・・笑
金華山はとても綺麗でした。この後お部屋に戻って眠りました。。
苫小牧から名古屋まで乗船する方(あるいはその逆)は仙台港で一時上陸をすることができます。私はもともと下船する気はなかったのですが、『せっかくだから降りた方が良い』と船内で何人かに言われたので、仙台港が近づく頃には降りようと心変わりしていました。(なんで・・)
降りる人は下船の同意書を書いて出します。何度も手続きはお早めにというアナウンスがありました。
私もこれを書こうと受付に行ったのですが、そこでよく聞いてみると一時下船したら戻って来れる時間は決まっているらしい。面倒なのでやめました笑
停船中、フェリー内の散策などをしました。
仙台で降りていく人は降りてしまい、名古屋まで新規で乗る人はまだ乗っていない状態。船内はガラガラで散策にとても良く、降りなくて正解に思いました。
怖いほどたくさんの鳥に見送られて仙台港を出港しました。鳥たちはどこまでもどこまでも着いてきました。
お部屋の窓から景色を眺める・・
・お昼寝
・お手紙を書く
・パソコンの中身の整理
・靴を磨く
当初は裁縫をしようかな〜ともよぎったのですが、『船って針とかハサミとか持って入れるのかな?』と疑問に思い、持って行きませんでした。(結局、問題なかった様子。)
共有スペースでは裁縫やそれっぽい細かい作業をされている方を何人かお見かけしました。
姉妹船とのすれ違いは、『あと○分ですれ違います』というアナウンスがあります。皆さん、カメラを持ってスタンバイ。
汽笛を鳴らして手を振って・・とても良い感じでした。こういう時の一体感ってなんなんだろう。普段は隣人とも挨拶しない世の中なのに。。
サンセットはお部屋から見ることにしました。毎日こうやって日が沈んでゆくというのに、それをゆっくり眺めるということはなかなかしないものですよね。
頑張って早起きして日の出を見ることにしました。なんだろう・・全然休まらない船の旅です。笑
日の出を見に来ていた方はパラパラといらっしゃいました。とんでもない暴風かつ、デッキが雨で濡れていたので、立っているだけで滑って飛ばされそうでした。日によると思いますが、お子様にはかなり危険かも・・
日の出の瞬間は拍手が起こりました。
日の入りは切なさがあるけど、日の出は拝みたくなりますね。今日は良い一日になりそうな予感です。
またまたアナウンスがあり、名港トリトンくぐりがそろそろですと知らされました。日の出よりはるかに多くの人がデッキに出てカメラを構えていました。ほとんど全員出てきていたかもしれません。フェリーが橋の下ギリギリを通過する様子はちょっとスリルがありました。
自分が乗船前に不安に思っていたことをQ&Aにしておきます。
スリッパと現金!
スリッパなんていらないだろうと思っていましたが、乗船中は日の出、姉妹船とのすれ違い、日の入り、出港、などなど何かと外に出ることが多いので、特等室に備え付けてあったスリッパはかなり重宝しました。デッキは濡れていることも多く、また立っているだけで飛ばされるくらいの強風なので、滑りにくいスリッパがおすすめです。