こんにちは。
暖かくなってくるとべランピングがしたくなりますよね。外出が難しくてもベランダを快適な空間にするとちょっとした気分転換にも良さそう。今回は『なんとか我が家の古い団地のベランダでもベランピングがしたい・・!』と思い、試行錯誤の末にベランダにオーニングフックを取り付けた話です。
団地ベランダに取り付けられなかったフック
100均のサッシ窓用オーニングフック
オーニングをつけるなら、オーニングフックを買ってくれば簡単です。春先になれば100均でもオーニングやすだれ、そしてそれを取り付けるためのフックなどが並び始めます。今回はセリアでオーニングとオーニングフックを買ってきました。
これはたぶんどんな窓にも取り付けることは可能です。ネジで挟むだけなので。我が家にも簡単につけることができました。しかしこれでは問題が生じます。
我が家の場合は網戸のレールがなく、網戸が外側に後付けのように引っ掛けてあるだけなので、オーニングフックをつけると網戸が動きません。
ちゃんと網戸のレールがあるので、その外側にフックをつければ問題はないかもしれないですが・・
また、窓の開け閉めもほとんど困難になります。
これを解決するためには、
①最初に網戸も窓も全開にしてから、オーニングフックをはめて使う
②ここは開かずの扉と諦めて、別の窓から出入りする。
という2択が考えられます。しかし、①網戸も窓も開けっ放し、というのはあまり現実的ではありません。②別の窓からの出入りは遠くて面倒です笑。そこで試行錯誤は続きます。
熱でつけるフック
セリアには熱で接着部を溶かして壁にフックをつける商品もありました。これも夫が挑戦してくれましたが、壁がボロボロ剥がれてダメでした。
縦に挟むフック
縦方向に挟んで取り付けるフックもありました。こちらは挟む場所がありません。
コンクリートフック
次に試したのはコンクリートに打ち込むだけのフック!
硬い壁にもとあったのでこれならいけるかと思いましたが、、、結果は壁の圧勝。フックはすぐに曲がってしまい、入っていきませんでした。
でもこの商品は壁もあまり傷つけないので、もしご自宅の壁に打ち込めそうであればとても簡単ですし、おすすめです。
コンクリートにオーニングフックを打ち込む
というわけで、最終手段で主人がコンクリートにフックを打ち込んでくれることになりました。
電動ドリル
コンクリートドリルの刃
つけたいフック
偏芯プラグラスパート
まずは細いコンクリートドリルを電動ドリルに取り付けて、コンクリートに小さな穴をあけます。そして穴が開いたら4.0mmのコンクリートドリルに付け替え、その穴を少し大きくします。
4mmのもので穴を開けることができたら、開いた穴に偏芯プラグラスパートを打ち込みます。4mmなので、傷は結構小さいです!
あとはここにネジでオーニングをかけられそうなフックを取り付けるのみです。
この方法、思ったよりも傷が少なく取り付けることができます。ただし、電動ドリルを使ってコンクリートに穴を開ける作業は主人でも結構大変そうでした。高い位置で力を加えるので、くれぐれも目と手を保護し、気をつけて作業してください。
以上、試行錯誤の末にオーニングフックを取り付けた話でした。こんな大変なことになるとは思いませんでした。しかし取り付けた後は自宅なのになんだか新しい場所に来たようでもあって、とても満足しています。楽しく連休のベランピングを楽しむことができました。
振り返ってみれば、最初のセリアのフックで妥協するのも一案だと思います。笑
参考になることがあれば幸いです。