こんにちは
福島県の、西根神社・高畑天満宮のうそかえ神事に行ってきました!並んだ様子やうそ替え限定のお土産等についてのご紹介です。
うそかえとは、木彫りの鷽(うそ)どりを授かることで、前の年にあった災厄がぜんぶ嘘に変わり、今年は吉となることを祈念して行われる神事です。
全国の天満宮で行われています。
近隣では仙台の榴岡天満宮も知られていますが、福島県の高畑天満宮の方が圧倒的な規模です!(参考:榴岡天満宮うそ替え神事|うそどり・限定御朱印帳)
住 所 | 〒960-0211 福島市飯坂町湯野字高畑2 |
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電 話 | 024-542-6474 |
うそかえ祭 | 2023年1月12日(木)~1月15日(日)/4月27日(木) |
公式HP | 公式HP うそかえ祭り |
公式HPで2023年のうそかえ祭り日程が上記のように発表されています。
変更などの可能性がありますので、行かれる前にご確認ください。
高畑天満宮の御神徳は病気平癒・難除け・学問成就などです。合格絵馬や合格お守り、合格鉛筆などもあります。
福島交通 飯坂線「飯坂温泉駅(終着駅)」下車 徒歩10分
東北自動車道福島飯坂ICから車約10分
うそかえ祭りは例年1月に大規模に行われ、その後4月にもあります。今回は1月に行ってきたレポートです。
福島駅から飯坂温泉線に乗って飯坂温泉駅へ向かいます。飯坂温泉線ではSuicaは使えないようです。うそかえ祭の期間にのみ使える一日乗車券が販売されていました。
紙の切符を手にするのはとても久しぶりです。飯坂線の車内に乗り込むとのれんがかかっていて温泉の雰囲気があり、旅行気分が高まります〜。
混んでいると想像したのですが車内に人がおらず不安になりました。終点の飯坂温泉駅で下車します。
こちらが飯坂温泉駅。雪が多いですね。高畑天満宮までは徒歩10分ほどです。駅前の橋を渡るとうそかえ祭りに向かう車の流れがあり、誘導の方も立っていらっしゃるので方向はすぐにわかりました。
最終日のお昼近くでしたので行列はなく、天満宮までスムーズに向かうことができました。ただ雪が多く、車道を歩いたり、凍結した路面を歩いたり、、という状態です。転んでいる方もたくさんいらっしゃったので、歩きやすい靴で行くのがおすすめです。
酷いところでは20センチくらいの厚みの氷になっています。危険です。
ただ、地面がぐっちゃぐちゃなので、靴がドロドロになります。。
境内に入るあたりから少し並びました。正面の西根神社に参拝する列とうそかえを購入する列がありますが、誘導があるのでさほど混乱はなかったです。
特大(27cm) 5,500円
大(21cm) 3,500円
中(16cm) 2,000円
小(12cm) 1,500円
極小(9cm) 1,000円
木彫りのうそ鳥以外に、お守り、笛、ストラップなどがあり、種類豊富です。
売り切れたサイズから『すべて飛んでいきました』という案内の紙が貼られています。この時は極大、大、特小が売り切れていましたが、中と小が残っていました。この2つのサイズは数が多く用意されているのかもしれませんね。
購入実物が置いてあるのでサイズは実際に確かめて購入することができます。中でも十分な存在感です。1体のみ購入という方は少なく、『中3体に小1体、金うそ2つに・・』と豪快に買われていく方が多い印象でびっくりしました。
こちらではうそどりの授与のみなので、お守りやお札をお求めの方、御朱印をいただきたい方おみくじを引きたい方はこのあと隣の列に並び直します。
御朱印は西根神社と高畑天満宮のセット、書き置きのみで500円です。
2022年は最終日に行きましたが、以前は初日に行ったこともありました。その時は朝8:30に飯坂温泉駅に着いたのですが、数分歩いたところですでに列ができていました。その後列が動き出して鳥居まで到着したのは9:30。さらに参道で並び、授かり所が見えてきたのはようやく10:10。
うそどりは特大、大、極小がすでに売り切れでした!初日に行かれる方の参考になれば幸いです。
西根神社・高畑天満宮の参拝は、それぞれ列に並びます。
本当はうそ鳥の授与前に参拝を済ませたい気持ちですが、うそ鳥の列に並んでしまうと境内の様子がよくわからず・・お参りは後にされている方が多い印象です。
高畑天満宮の方はこじんまりとしていますが、絵馬を書いている方もたくさんいらっしゃいました。マスクをしているうそ鳥さんがとてもかわいいので必見です!
奥には叶門という石の輪があります。ここをくぐるための列も結構長くなっていました。叶門をくぐって、「ひとこと」を一言宮にお願いし、一つのお願いがかなったらまた次のお願いをするというのが正しい参拝のようです。
叶門の奥にうそを納めるところがあります。こちらに置いても良いようなのですが、うそかえ祭りの間はお焚き上げをしていますので、そちらに自分で持って行っても良いです。
災厄がぜんぶ嘘に変わってくれますように。
お土産も色々と販売されていました。結構一大ビジネスにもなっているんですね。
うそかえまんじゅうに、うそどりの卵。うそどりのシールが一つずつについているのが特別感を感じます。夫が温泉卵好きなので温泉卵を買ってみました!
うそどらが一番有名なお土産かもしれません。袋入りのものと、箱入りのものがありました。中はずんだです!とても珍しいですね。
想像以上に規模の大きなお祭りで楽しめましたし、地域に根ざした大切な新年の行事であることが肌で感じられました!
参考になることがあれば幸いです〜!