こんにちは
Xin chào!
わたしは一日5杯はブラックコーヒーを飲むコーヒー狂なのですが、年に数回、無性にベトナムコーヒーが飲みたくなる時があります。コーヒーにミルクと砂糖を入れるのとは似て非なるベトナムコーヒー。あのストレートに刺さる甘さが欲しくなる時があるんですよね。
そんなベトナムコーヒーの道具を揃え、ついにうちで本格的に飲めるようになったので、嬉しくてこの記事を書いています。
ベトナムコーヒーは深煎りの豆をフィルターでゆっくり抽出して、コンデンスミルクを加えて飲むコーヒー。
生乳ではなくコンデンスミルクを用いる。また後で加えるのではなく、カップの底にコンデンスミルクを底が見えなくなる量あらかじめ敷いておき、その上からコーヒーを淹れ、飲む際にスプーンでかき混ぜる。濃厚で甘く、コーヒーキャンディーを舐めている時に近い味を覚える。
Wikipedia『ベトナムコーヒー』より一部引用
説明の通り、先にグラスに練乳を入れて、そこにコーヒーを抽出して落とすのが特徴的です。
ちなみに英語でもVietnamese coffee, Vietnamese drip coffee, Vietnamese style coffeeなどと言われるようです。
ベトナムコーヒーは時間をかけて楽しむので、お手軽さはやや欠けます。飲むまでのハードルは少しありますが、フィルターなどのセットを揃えてしまえばおうちで本格的に楽しめます!
・ベトナム式コーヒーフィルター
・ベトナムコーヒー粉
・加糖練乳/コンデンスミルク
・耐熱カップ(ガラスだと目でも楽しめておすすめ)
ベトナムコーヒーを入れるときの特別なフィルターをカフェフィンと言います。名前がそのままですが・・。カフェフィンは4点セットになっています。
「下皿」カップにのせるお皿
「ドリッパー」コーヒーの粉を入れる筒状の本体。
「中ぶた」筒の中の粉を抑える蓋
「上ぶた」抽出時に熱を逃さないようにする蓋
通販などでベトナムコーヒーとセットになっているものが買えます。実店舗で見かけることはあまりないのですが、アジアン雑貨のお店などでは売っていることもあります。
もう一つ気になるのが練乳とコンデンスミルクは違うのか?ということですが、日本語では同じものさしているようです。ちなみにスーパーでは蜂蜜売り場、ジャム売り場、砂糖売り場のどこかにあることが多いです。
コンデンスミルクはcondensed milk 凝縮された牛乳のこと。凝縮された牛乳全般を指す言葉ですが、日本ではこの言葉が加糖練乳を指すことがほとんどのようです。ちなみに無糖練乳はエバミルク evaporated milkです。
ベトナムコーヒーを飲む時には必ず加糖練乳/コンデンスミルクを使います!
【準備】
・お湯を沸かしておく
・グラスに練乳を入れておく(少しでも甘いので量に注意)
私は普段コーヒーをドリップして飲んでいますが、それに比べてもベトナムコーヒーの抽出はかなり時間がかかります。中国語では「滴滴珈琲」と言われるそうで、本当に一滴一滴という感じです。気長に入れるのを楽しむものなので、間違っても忙しい朝には飲もうとしないように・・笑。
フィルターを揃えてコーヒーと練乳を用意すれば、おうちで気軽にベトナムコーヒー を飲むことができます。ちょっと手間ですが、一度揃えたら長く使えるのでおすすめです!