こんにちは!
アディスアベバ空港での乗り継ぎがとんでもなくカオスだった話を綴っておきたいと思います。これまでの人生、何度飛行機を乗り継いだかわかりませんが、こんな経験は後にも先にもないでしょう・・
アディスアベバ空港で乗り継ぎをされる方は、読んでおくと心の準備になるかもしれません。

【アディスアベバ空港乗り継ぎ事件】乗り継ぎがカオスすぎた話
ニューアークからアディスアベバ空港に到着しました。
ニューアークからアディスアベバは超長旅。マルチフライトという、途中経由ありのフライトでとんでもなく疲れました。そして到着してからラウンジに着くまでもまた一苦労。前途多難でしかありません。
機内で掃除機がかかり始めるマルチフライトの話はこちらから読むことができます。

アディスアベバ空港着。ラウンジがありすぎてどれだかわからない話はこちらです。

乗り継ぎゲート変更?!
さて、アディスアベバ空港でやっとの思いでラウンジに入り、ヨハネスブルグ行きのチケットを見せると、
『ゲートはこっち(22)ねー』とチケットにゲート変更を記入されました。
他の複数人の対応をしながら、私たちのチケットをちらっと見て、殴り書きで記入。

なんとも片手間な対応で・・
確かに何か言われた記憶はあるのですが、超軽くあしらわれたということもあって、主人も私もあまりこのことを覚えていませんでした。
(日本だったら、『大変申し訳ございませんがゲートが変更になりまして・・出口を出て右手に案内があって云々・・』って説明される内容です。そういった丁寧な対応に知らず知らずのうちに慣れきってしまっているんですね。)
ラウンジでは、空いている席がなく、席を探すのに一苦労。やっとありつけたご飯はインジェラ・・。チケットを確認するほど気も回りませんでした。
その後、時間より少し早めにラウンジを出て、外の掲示板でゲートを確認。ゲートは7。
乗り継ぎゲートまで歩けない
じゃぁ、ゲート7に向か・・

え??
?!!!
歩けない!!
何この人の数??
事件?事故??!
しかしよく様子を確認すると、事件でも自己でもなく。
手荷物検査場で人をさばけておらず、人間渋滞が起こっている模様。

『俺のフライトはもう飛ぶ時間なんだ!』
『おい!俺の方が先だ!急いでるんだよ!』
好き勝手叫んで押し合う人々。
レーンがあるのに、くぐったり跨いだりして強行突破する人々。。。
しかも、95%男性。みんな身体が大きい、声が大きい、なんか暑い・・・暑すぎる・・
こんな泣きたくなる乗り継ぎは初めてです・・。
『あ、これはヨハネスブルグ便に乗れないやつかもしれない・・』
『ヨハネスブルグ行を逃したらそのあとの行程は・・・』
色々頭を巡りましたが、
みんなの怒号を聞いていると、どうやら私たちの便よりもっと前の便の人もいるようです。
それなら大丈夫なのかもしれない、と妙に冷静になってしまいます。
大丈夫でも大丈夫ではなくても、身動きができないのでどうしようもないです・・

15分くらい経つと、少しは動き出しました。
と、ここで思い出す。
ここでやっとチケットをちゃんと見ると、ゲート22と書き直されている!

7じゃなくて22に行かねばいけないのか?!
時間が迫っている中、人混みをかき分けて変更の22ゲートに急ぎます。主人が頑張ってくれました。この中を抜けるのは私一人だったら無理だったと思います・・
ゲート22はスタアラゴールド専用!
なんとかゲート22まで来ました。ゲート22は、先ほどいたラウンジの目の前でした!
時刻は23:18!飛行機はあと12分で飛びます。

そしたら、なんとこのゲート!スターアライアンスゴールドの優先ゲートだったんです!
なるほど、だからラウンジの目の前にあったんだ。そして空いている。

ラウンジでチケットを見せた時に『ゲートは22ね』と軽く言われたのは、スタアラゴールド専用の手荷物検査ゲートがあるから、そっちの方が便利だよ、と軽く教えてくれたってことだったんですね・・
つまりどっちでもよかったようです。やれやれ・・
やっと搭乗
手荷物検査後はバスで移動でした。

早く早く!と言われて飛び乗ったバス。中に誰もいなかったのでだいぶ焦りました。

でも沖留めの写真は撮る・・
しかし搭乗するとまだまだ来ていない人がたくさんいました。そりゃ、あの混雑を抜けるのにはまだまだ時間がかかりますよね・・
エチオピア航空ディレイが多い?!
今回搭乗した便はET859便、アディスアベバからヨハネスブルグに飛びます。
便 名: エチオピア航空 ET859
出 発:エチオピア・アディスアベバ空港 ADD
到 着:南アフリカ・ヨハネスブルク空港 JNB
所要時間:6時間弱
機 材 :B737-800W (738)
この便、今更ながら調べてみるとディレイが多いこと・・
定刻出発よりも3時間以上のディレイの方が多いくらいでした。笑!
先に調べておけばよかったです。
アディスアベバ乗り継ぎの注意点
アディスアベバが毎日こんな感じなのかは知りませんが、少なくとも発着が集中する時間帯は似たような感じかもしれません。
振り返って見ると、私たちがラウンジを出るタイミングで、ずいぶん前の出発便の搭乗予定者を係員の方が大声で探していました。(放送設備を作ろうよ・・)
もしこれからアディスアベバを利用する際には(もう二度と利用したくありませんが)搭乗予定便のこれまでのディレイ率を見て心の準備をしておくようにしたいと思います。
それから、『ゲート変更です』とサラッと言われたらそれはスタアラ専用ゲートの案内の可能性がある。ということも心得ておきたいと思います。そしてそちらのゲートを使えば、人間の海をかき分ける必要がありません。
ヨハネスブルグまでの空の旅
せっかくなので、ヨハネスブルグまでの機内でいただいた機内食をご紹介。
最初のドリンクサービスの選択はシャンパンかオレンジジュースの2択。今回もシャンパンをお願いしました。
お食事は前菜が2択に野菜サラダ、メインディッシュが4択、エチオピアの伝統食も4つの中から選ぶように勧められました。
なんとなく、エチオピア名物インジェラを頼んでしまいました。

ラウンジでも食べたのですがこの時はまだ好奇心の方が勝っていました。でもこれがわたしの最後のインジェラとなりました・・・無理・・
隣で主人が食べているタイカレーが美味しそうに思えました。

そしてチキンも美味しそう。ちょっともらいましたがそこそこ普通に美味しかったです。

食後はデザート。スポンジケーキとムースケーキが微妙であることは知っていたので、今回はパイ系にしました。こちらはこれまでのエチオピア航空スイーツの中で一番美味しかったです!

夜の6時間弱のフライトだったので、機内食は一度のみでこの後就寝タイムになりました。後にも先にもこんな乗り継ぎはないだろうと思えるカオスな体験でした!

アフリカでは、ビクトリアフォールズやサファリなど、定番観光をしました。
アディスアベバでの乗り継ぎはもうこりごりですが、アフリカは良いところでした!

