「これを作ったらプロの味」
「プロポーズされるかも！？」
そんな声がSNSやYouTubeで話題になっている料理、マリーミーチキン（Marry Me Chicken）
今回は、YouTubeで話題のGeorge ジョージさんのレシピを参考に、タークフライパンを使ってマリーミーチキンをおうちで再現してみました！
「いつものチキンに飽きた・・」
「安い鶏胸肉でごちそうレシピを作りたい・・！」
という人に試してほしい、新定番チキンレシピです。
▶︎ おすすめの鉄フライパン：調理師のタークフライパン本気レビュー記事
マリーミーチキンってどんな料理？
“マリーミー”の由来と名前の意味
「Marry Me Chicken（マリーミーチキン）」は、
ひと口食べれば「結婚して！」と言いたくなるほどおいしい！
という意味で名付けられた話題のチキン料理です。
名前の通り、食べた人の心を動かすような香り高くて濃厚な味わいが魅力。どこかインド風の雰囲気をまといながらも、洋風のクリーミーさもあるハイブリッドな一皿です。
濃厚だけど軽やかな食べやすいチキン
マリーミーチキンの特徴の一つは、生クリームまたはマスカルポーネなどの乳製品を加えること。
ニンニク、唐辛子、バジル、オレガノ、マスタードなどの多様なスパイスが入っていてもクリーミーさもあり後味が重くないのは、このマスカルポーネのおかげ！香りの奥行きと、なめらかなソースの組み合わせがやみつきになるおいしさです。
材料と代用品
鶏胸肉 1枚
ニンニク 2〜3かけ
唐辛子 1本
ドライトマト 20g
フレッシュバジル 4枚
バター 約25g
チキンブイヨン 約400ml
ローリエ 1枚
オレガノ 大さじ1
トマトペースト 大さじ1/2
マスタード 大さじ1/2
マスカルポーネ 大さじ1/2
乾燥タイム 5g
パルミジャーノ・レモンの皮 各少々
オリーブオイル・小麦粉 塩・黒胡椒 各適量
以上がGeorge ジョージさんのYouTubeで紹介されている材料です。
材料がちょっと多い・・！おいしいものを食べるには努力が必要・・
とりあえずカルディに行けば材料を揃えることができますが、
家にあるようなないような・・微妙なものばかりですので、代用品も考えてみました。
マリーミーチキン レシピ代用品
| 材料名 | 分量 | 代用品または補足 |
|---|---|---|
| 鶏胸肉 | 1枚 | 代用✖ 必須 ※鶏もも不可 |
| ニンニク | 2〜3かけ | ガーリックパウダー |
| 唐辛子 | 1本 | 輪切り唐辛子 |
| ドライトマト | 20g | 代用▲ フレッシュトマトを干して作りましょう！ |
| フレッシュバジル | 4枚 | 代用▲ 乾燥バジル |
| バター | 約25g | 代用▲ マーガリン |
| チキンブイヨン | 約400ml | 鶏ガラスープの素 または コンソメ |
| ローリエ | 1枚 | 省略してもOK |
| オレガノ | 大さじ1 | 省略してもOK |
| トマトペースト | 大さじ1/2 | ケチャップ または トマト缶を煮詰める |
| マスタード | 大さじ1/2 | 粒マスタード |
| マスカルポーネ | 大さじ1/2 | 代用▲ 生クリーム または 水切りヨーグルト |
| 乾燥タイム | 5g | 省略してもOK |
| パルミジャーノ | 適量 | 省略してもOK（粉チーズなどでも代用可） |
| レモンの皮 | 少量 | 代用▲ レモン汁 |
このレシピを何度も作ってみて、必ずあった方が良いと感じたものは
・ドライトマト
・バター
・フレッシュバジル
・マスカルポーネか生クリーム
・レモン
です！（代用▲の表示をしています。）
ドライトマトと生トマト、フレッシュバジルと乾燥バジルとか同じじゃん！
と思いがちですが、全然仕上がりが違います。あとバターも必須。
それ以外で数個までなら、代用もありかなと思います。
タークフライパンで焼く！マリーミーチキンの作り方
準備
・鶏胸肉を開き、叩いて薄くする
・塩胡椒（片面）をして、小麦粉をはたいておく
・ドライトマトを水で戻してカットしておく
・にんにくをみじん切りにしておく
・唐辛子を切っておく。種を全部入れると辛いので注意
鶏肉の塩胡椒は控えめに片面でOKとGeorgeさんがYouTube内でおっしゃっていました。
本当にその通り、結構複雑で濃厚な味に仕上がるので、塩胡椒は多くなくていいです。
作り方
①タークフライパンにバターとオイルを熱し、
鶏肉を加えて焦がしバターを纏わせて、鶏肉を取り出す
②残ったバターでニンニク、唐辛子、オレガノを熱する
③トマトペースト、マスタードを加えて加熱する
④チキンブイヨンを加える
⑤さらにマスカルポーネ、ドライトマト、ローリエ、フレッシュバジルを加える
⑥クリーミーなソースっぽくなったところで鶏胸肉を戻して少し煮詰める
⑦パルミジャーノ、レモンを散らして完成
工程もそこそこ多め。一つずつ見ていきたいと思います。
※なんだかんだ１時間くらいかかります！
①フライパンにバター20gとオイルを熱して、
鶏肉を加えて焦がしバターを纏わせます。
ここでは鶏肉に火を通す必要はなく、焦がしバターの香りをつけていきます。良い感じの色になったら鶏肉は一度取り出しておきます。香りが良すぎて、もうこれで完成で良いのでは？と思うくらいですが、つまみ食いせずマリーミーチキンを完成させましょう。
②フライパンに残ったバターでニンニク２カケ分程度と、唐辛子１本（輪切り唐辛子OK）とオレガノを熱します。
③トマトペーストと、マスタードを加えます
トマトペーストとマスタード（この時は粒マスタードしかなかったのでそれで代用）を加えます。
すると！なんか恨みでもあるのかと思うくらい、いきなりバッチバッチに跳ねて攻撃してきてきます。なるほど、まるで結婚生活のようです。
このくらいになってきたら良い感じです。
④チキンブイヨンを加え、マスカルポーネ、ドライトマト、ローリエ、フレッシュバジル、タイムを加える
何を作っているのかよく分からなくなります笑
今回はタイムをパウダー状のタイムで代用しています。
⑥クリーミーなソースっぽくなったところで鶏胸肉を戻します。
動画では、足りなければバターを加えるとのことでした。ターメリック入れたっけ？というような黄色っぽい色になります。とろみがつくまで少し煮詰めていきます。この時間にちょっと洗い物をして、トッピングのレモンを用意し、バケットを焼いてお皿を用意してスタンバイです！
⑦パルミジャーノ、レモン、黒胡椒をかけて完成！
タークフライパンがおすすめ！
最初に焦がしバターの香りを纏わせるのがポイントの一つ。焦がしバターにはやはりテフロンではなく、鉄フライパンが最適です！
▶︎ おすすめの鉄フライパン：調理師のタークフライパン本気レビュー記事
盛り付けと食べ方のアイデア
フレッシュハーブやレモンで爽やかに
マリーミーチキンはそのままでも十分美味しいですが、おすすめは仕上げにフレッシュハーブをのせること。香りの強いグリーンがぴったりです！
さらに、それ以上に欠かせないのはレモン！スパイスの香りにさわやかさが加わって、まるでレストランの味！プロポーズを決意させるには、やはり甘酸っぱい思い出が必要、ということでしょう。
サラダやバケットの組み合わせも◎
プレートスタイルで楽しむなら、サラダをたっぷり添えてワンプレートごはんに。
バケットと一緒にワインのお供に。
また、ピタパンやチャパティにマリーミーチキンを挟んで、ヨーグルトソースやフムスを添えれば、絶品サンドにも変身します！
ランチや軽めのディナーにちょうどいいボリューム感で、食卓が一気にエスニックムードに包まれます。
実際に食べてみた感想
予想以上にマイルド！
色々な材料が入っているのに、マスカルポーネがまろやかにまとめてくれていてマイルドな味わい。子どもでもパクパク食べられるくらいの優しさなので、家族みんなで楽しめる一品になりました。
鶏胸肉もびっくりするくらいの柔らかさで、安いお肉の変身レベルの最高峰ではないでしょうか。ちなみに、胸肉だからこその美味しさなので、もも肉では代用しない方が良いと思います。
スパイス感と乳製品のバランスがクセになる
一度食べると、またすぐに作りたくなるような中毒性のある味。食べたことがあるようでない。食べやすいのに新しい味がします。
特に、添えたのレモンの香りが最高です。
エスニック好きはもちろん、普段あまりスパイス料理を作らない人にもおすすめできる、優しいけど深みのあるチキン料理です。
タークフライパンで料理がもっと楽しくなる！
鉄フライパンならではの焼き上がり
マリーミーチキンを焼いてみて改めて感じたのが、タークフライパンの実力。
しっかりと重さのある鉄のフライパンは、蓄熱性が高く、一度温まると安定した火加減を保ってくれます。
そのおかげでレストランのような仕上がりに感動しました。
長く使える、一生もののフライパン
今回使ったのは【ターク クラシックフライパン 26cm】
ドイツで150年以上の歴史を持つ、鍛造フライパンの逸品です。1枚の鉄板から職人が叩いて成形しており、まさに一生モノ。
お手入れも慣れてしまえば簡単で、使うほどに油がなじみ、焼き上がりもどんどん進化していきます。
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おしゃれで実用性も高く、キッチンにあるだけで気分が上がるアイテム。
スパイス料理やお菓子、ステーキなど、「焼く」ことを大切にしたい料理におすすめです。
まとめ：マリーミーチキンは“作ってみる価値アリ”
香り豊かなマリーミーチキン。
「プロっぽい料理に見えるけど、実は意外と簡単！」という驚きとともに、何度でも作りたくなる味でした。
・スパイスと乳製品の深い味わい
・おもてなしにもぴったりな見た目の良さ
チキンに、レモンとハーブを添えて、今日はちょっとだけ特別な食卓を演出してみませんか？
「いつもの鶏肉料理に飽きた」「おうちでエスニックを楽しみたい」——そんな時に、ぜひ一度マリーミーチキンを作ってみてください。
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