サワディーカー สวัสดีค่ะ
タイ国際航空のファーストクラスに搭乗してきました。A380ファーストクラスの登場記録をブログに残したいと思います。
ファーストクラス搭乗までのこと
搭乗便
搭乗便名:TG676便
機 材:A380
出 発:バンコク・スワンナプーム国際空港[BKK]7時35分発
到 着:成田・成田国際空港[NRT]15時45分着
飛行時間:6時間弱
世界一周特典航空券の旅を東回りにしていて、日本に帰る便にこのタイ国際航空ファーストクラスを選びました。タイ航空はヘビーユーザーですがビジネスまでしか乗ったことがなく、やっとファーストクラスに足を踏み入れることになりました!
チェックインカウンター
ファーストクラスはファースト専用チェックインカウンターでチェックインをします。宿泊先ホテルからタクシーに乗った時点で『空港のファースト専用の方にお願いします』とお伝えすれば、こちらのレーン1に連れて行ってもらえます。
でも『この客ファーストに乗るんだ・・』と相手に要らぬ情報を与えることにもなってしまうとデメリットやリスクも考えられますので、言わない選択もありかと思います。
ファースト客しか到着しないので、到着するとすぐにカートで荷物を運んでいただけます。そしてそのままファースト専用のチェックインカウンターに行くことができます。
・・・しかし実際はこんなにスムーズではなく、主人が『よし、ファーストレーンの到着のところから動画撮り直し!』などと言い出し、早朝の空港内をウロウロバタバタしておりました笑
チェックインカウンターと言っても、荷物は運んでもらえて、『こちらへどうぞ』と言われて座っているだけです。お水がいただけます。しかもペットボトル×ストロー!サービスがさすがです。
チケットをいただいたら、すぐ裏手にファストトラックがあるのでそのまま誰もいないレーンから出国手続きです。このあとは超豪華なファーストラウンジを利用できます。ANAのファーストラウンジの比ではなく、ラウンジというより個室貸し切りのような空間でした。しかも全身オイルマッサージつき。詳しくは別記事で。
ファーストラウンジから搭乗へ
ロイヤルファーストラウンジでくつろぎ、時間になると専用のカートで搭乗ゲートまで連れて行って下さいます。このカートが割とスピードが速く、いつも歩く空港内を颯爽と駆け抜けるのがとても楽しかったです。(動画を上げています。)
搭乗ゲートに着くと、通常の搭乗の列とは別にさくっと機内に入れていただけます。
タイ航空のおねぇさんはスタスタ行ってしまいますが、搭乗客たちはムービーを撮ってはしゃぎながら歩きます・・・待って・・笑。
タイ航空ファーストクラス搭乗記ブログ
ここからファーストクラス機内を紹介していきます。
ファーストクラス座席シート
機内に乗り込みました。皆さん写真を撮られていて、まずはお披露目撮影会のような状態。CAさんもそんな光景に慣れっこという感じです。
ファーストクラスの機内はいつものタイ航空カラーとは違って、茶・黄色系なんですね。シートは1ー2−1の配列です。座席にはあらかじめ生花とお菓子が置いてありました。
撮影はこのくらいにして、着席してみました。
当然ながら足を伸ばしても届かないくらい広いです。
シートはあらゆるところを好きなように調節することができます。特に腰のところを細かく動かせるのがありがたいです。
上着などの服は預かってくださいますが、少しだけハンガーと収納スーペースもありました。
手元をパカッと開けると中にリモコンがおさまっています。
コンセントとUSBプラグの差し込み口もリモコンの手前にあります。一人あたりこれだけあれば充分です。
手元にはライトもありました。
このタイプのライトは初めて見ましたが、機内が暗くなった時の威力がすごいです。
ファーストクラスアメニティ
飛行機の楽しみの一つがアメニティ!という方は多いと思います。タイ航空ファーストクラスのアメニティはポーチが水色のリモワで、タイ航空のロゴ入りです。サイズは約18センチ×10センチ×厚みが7センチほどあって、重さもしっかりあります。
1. くし
2. 歯ブラシ
3. Fluocaril 歯磨き粉
4. Fluocaril マウススプレー
5. Caudalie リップクリーム 4.5g
6. Caudalie ボディローション 30ml
7. Caudalie Grape Water (ミスト化粧水)75ml
フランスボルドーのナチュラルスキンケアブランドCaudalie (コーダリー)が採用されていました。使ったことがないので嬉しいですが、もっとコンパクトでも良いかな・・。
メイク落としなどは入っていなかったです〜。個人的にはタイ王室御用達ブランドなどのタイの誇るアメニティだともっと良かったなぁと思います。
ヘッドホン
ANAはSONYのノイズキャンセらヘッドホンでしたが、こちらはAKG(アーカーゲー)のヘッドホン。最近は各社ヘッドホンも凝っていますね。持ち帰りは不可です!
機内WiFi
機内WiFi接続はカードをいただきました。めちゃくちゃサクサクとは行きませんが、そこそこ使えました!
タイ航空ファーストクラス機内食
そうこうしているうちに機体が安定し、機内サービスの時間になりました。
ウェルカムシャンパン
早速ウェルカムシャンパンをいただきます〜。ラウンジで朝6時からモエ・エ・シャンドンを頂き、機内でドンペリを飲む・・こんな日はもう二度とないかもしれません。
あとでCAさんから聞いた話ですが、この写真を撮るために主人にポーズをさせられて、CAさんも結構緊張したそうです。申し訳ないです。
お食事
お食事は好きなものをオーダーするスタイルです。主人の方はトムヤンクン。
私は朝からお腹がいっぱいだったので、軽めの卵料理を選びました。
CAさんがタイの揚げパン的なものを熱々で持ってきてくださいました。
『とにかく食べてみて欲しい!』とすごく推され、せっかく作って頂いたので頂くことにしました。激推しされただけあってとてもおいしかったです。
その後お食事はほどほどに、フルーツをいただきました。やっぱりタイ!という感じがします。
機内が暗くなってから主人がカレーをオーダーし始めました。え!!
すると『是非奥さまも何か召し上がってください〜』と言われてしまいました・・。
お腹いっぱいであることを伝えてお断りしたのですが、フルーツとスイーツを持ってきてくださいました。
わざわざ先ほどとフルーツのカットが変えてあっておしゃれです。
一緒に頂いたタイ航空のスイーツは、和菓子っぽさがありました。きっと甘いものなら食べるだろうと思われたのだと思います。まんまとその策に乗ってしまいました。
食後〜機内散策タイム
お食事のあと主人とちょっとだけ機内散策をしました。
席の前方はカーテンで仕切られた空間で、大きな2人がけソファーが2つ。私たちみたいにウロウロする用途以外に何に使うんだろうという感じですが、気分転換にはなります。
新聞が置いてあったので、きっと新聞を読んだりしてゆっくりする空間なのだと思います。それにしてもなんだか宇宙船っぽい不思議空間です。
こちらはA380名物の階段。
いつも見上げていた階段を、今日初めて見下ろすことができました!!たまにライティングが変わるのも楽しいです。
お手洗い
こちらお手洗いの中のメイクスペース的なもの。2人でも利用できるくらいのスペース。うちのお手洗いより広い・・
至るところに生花が飾ってあり、とても素敵な空間でした。
席に戻ると、食後のコーヒーとお菓子をいただくことができました。
お菓子はチョコレートと、箱の方はキャラメルとごま風味のお菓子でした。
名残おしいですがあっという間に降機の時間が迫ってきてしまいました。
降りる直前にCAさんがたくさん写真を撮ってくださいました。
『機内に入ってきた時、とても仲が良さそうだから兄妹だと思ったよ』と言われてしまいました。会話が少ないと夫婦、よく喋っているとワケありの関係か兄妹、という見分け方があるそうです笑
ずっと気楽な感じでサービスをして下さったので、こちらもあまりかたくなり過ぎずに楽しむことができました。
いつかまた乗る機会が得られますように・・!
降機後、ファーストの荷物だけレーンに流れずに手渡しされ、ご挨拶されました。ありがとうございました!