Gruess Gott!
こんにちは
今回はキエフからウィーンにきました。街自体が絵本の中のようで、どこを切り取ってもため息が出るほど美しい・・。そんなウィーンで楽しみにしていたことはカフェ巡りです。今回はわたしが巡ったウィーンのカフェのおすすめ6選です。
ご紹介するおすすめカフェ6ヶ所は以下の通りです。
カフェザッハー | 言わずと知れたザッハトルテ発祥の地 大混雑 |
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カフェデメル | トルテ戦争のデメル 接客に難あり おいしい |
カフェラントマン | 老舗カフェグループ アップルパイがおすすめ! |
カフェモーツァルト | モーツァルトタルト 観光客がやや少なめ |
カフェセントラル | 食事・レストラン 観光客だらけ |
カフェゲルストナー | 世界一美しいカフェ 空間が素晴らしい。ケーキは× |
・カフェザッハー のザッハトルテ
・カフェザッハー のザッハトルテと
・カフェデメル のザッハトルテ
・カフェラントマン のアップルパイや
・カフェモーツァルト のモーツァルトタルト
\ 9/30までのキャンペーン実施中/
・ウィーン観光といえば一般的には外せないカフェ
・一度は行くべきだけど、日中は混雑がひどい
・時間がない方は日本へのお土産購入だけでも可能
まずは言わずと知れたカフェザッハー!外せない度はNo.1!ホテルザッハーに併設されています。ガイドブックを持った観光客の方が世界中から押しかけ、日中は毎日長い行列ができています。
営業時間が長いので、オペラ鑑賞の後など夜に行くのもおすすめです。日中はとにかくすごい列ですが、オペラ鑑賞のあと23時ごろに行ってみたところ誰も並んでおらず、すんなり入ることができました。
入り口で人数を告げ、案内された席に座ります。メニューは最初からテーブルに置いてあり、注文も取りに来て頂けるので簡単です。頼んだものはもちろん、ザッハトルテです。
ウィンナーコーヒーが5.9€、オリジナルザッハー(ザッハトルテ)が6.9€でした。事前にザッハトルテは甘すぎて食べきれないという話を聞いていたのと、夜遅いということもあって2人で1つにしたのですが、甘いものが好きな私たちには甘すぎることはありませんでした。
一緒についてくるのは砂糖の入っていない生クリームです。濃厚なザッハトルテにはとても合っていました。とにかくやはりウィーンに来たらここは外せません。お土産ショップの方ではザッハトルテをお土産に購入し、日本に持ち帰ることもできます。(別の記事
で紹介しています。)
・ザッハーとの食べ比べに。
・お店のサービスはやや微妙
・日本でも見慣れてしまっているので、ザッハトルテは一箇所で良いという方には省略スポット
カフェザッハーとのトルテ戦争でも有名なカフェデメル。王宮の近くにあります。こちらもとても人気で混雑しています。
お店の前のテラス席を抜けて店内に入り、『2人です』と告げると『席探して座って!上もあるわよ』と、やや観光客疲れが否めない感じの対応でした・・。
というわけで、2階に上がります。1階にも席はありますが上の方が空いているようでした。上がるところでケーキを作っている工程を見ることができます。
登った先にまた入り口があり、スタッフの方がいらっしゃいました。改めて人数を伝えて、案内された席に座ります。混んでいる時間ではありましたが、滞在時間が短い観光客の方も多く、すぐに座ることができました。
注文方法ですが、こちらはザッハーとは違って席に置いてあるメニューにはコーヒーとお食事しか載っていません。ケーキはショーケースに入っているので自分でそちらまで行って注文します。注文するとメモを渡されます。
メモにはケーキの名前と番号が書いてあります。この紙をもらったら自分の座席に戻り、飲み物の注文を取りに来てくださる店員さんに、注文と同時にメモを渡せばOKです。今回は午後のちょうどいい時間でしたので二人で一つずつ注文しました。
もちろん一つはザッハトルテ(€5.5)ザッハーより甘さは控えめでスポンジなども軽い感じがします。アプリコットのジャムは一層ですが味がしっかり効いていました。ホイップクリーム (€1.2) は別注文になるのでこちらはホイップクリームなしにしました。
そしてもう一つはアンナトルテ(4.2€)にしました。ビジュアルもとってもかわいいケーキです。
オレンジピールの香りがして、食感もザッハトルテよりしっとりしていてとても美味しかったです!カフェザッハーとの食べ比べをしたいという方には外せないカフェですが、デメルは日本でも随分と馴染みがありますし、『ザッハトルテは一箇所でいい』という方はザッハーを優先することになるかなと思います。
・大きなカフェグループの総本山
・個人的にアップルパイがおすすめ
・日本上陸済なので時間がない方は省略スポット
市庁舎の向かい側、ブルク劇場の横にあります。とても広いです。席を見つけて着席すると、パパッと定員さんが来てくださいます。テントが大きくて日陰になっていたので外のテラス席に座ってみました。メニューはテーブルごとに置いてありますのでとても注文しやすいです。
こちらではアップルパイを注文しました。パイ生地の部分が薄くパリパリです!時より強く吹く春の風で薄い皮が飛ばされそうです。中のリンゴはほんのり温かさがあって、これまで食べたアップルパイの中でも記憶に残るものになりました。
生クリームはつけるかつけないか聞かれますが、つけてみることにしました。もちろんこちらも砂糖なしの生クリームです。あまり日本では口にする機会がないですが、甘いアップルパイによく合いました。ウィーンと言えばまずザッハトルテが浮かんでしまいますが、このアップルパイは記憶に残るものとなりました。
・上記ラントマン系列
・時間がない方はラントマン系列の中で一か所で良いかも
・観光客が少なめ
・ザッハトルテが苦手な方はこちらへ
オペラ座近くのカフェモーツァルト。春だったのでテラス席で過ごされている方も多く、雰囲気が良いです。
店内に入るとケーキのショーケースがありますが、『まずはお席へどうぞ』と案内されましたので着席しました。カフェザッハー、カフェデメルに比べると観光客の数もぐっと少なく、落ち着いています。
テーブルにつくとケーキとコーヒーのメニューを頂けました。出てくるメニューはカフェラントマンと同じです。もちろんモーツァルトカフェに来たからにはモーツァルトタルトを注文しました。飲み物はメランジェコーヒーです。
こちらはふわっとした食感ですが存在感のある軽さで、甘さも甘すぎずとてもおいしいです。どうやって作っているのだろうと色々気になるタルトです。ザッハトルテのような重めのケーキが苦手という方でも食べやすいかと思います。
観光客だらけのカフェではなく、ゆっくり過ごしたい方やザッハトルテ以外のケーキが食べたい方におすすめです!また、私のようにケーキ作りが趣味という方はこのモーツァルトタルトは食べる価値が高いと思います。
・食事を兼ねてカフェに入りたい方に
・カイザーシュレマンを食べたい方にもおすすめ
・観光客だらけなのがやや難。
ラントマンやデメルからも歩いて近い距離にあります。馬車が走り、とても雰囲気がある街並みです。店内は観光客の姿が目立ちました。座席数が多いので、平日の夕飯の時間帯でしたが待つことなく席に案内されました。
ケーキではないのですが・・主人の念願、シュニッツェルをこちらでいただきました。熱々で聞いていた通りのおいしいシュニッツェルでした!周りの方も注文している方がとても多かったです。
食事の後にいただいたのはカイザーシュレマンです。一口サイズのパンケーキで、少し酸味のあるベリーのソースがついてきます。注文してから作るとのことで30分ほどかかりました。時間のない時は先に注文しておく方が良さそうです。
結構ボリュームがありますが、甘ずっぱいソースで味に飽きずに食べことができ、二人で完食しました。店頭ショーケースにはたくさんのケーキも並んでいて、ケーキを注文することも可能です。
ずっとピアノの生演奏が流れていて、とても良い空間でした。カイザーシュレマンはカフェでは食べられないところもあるのでこちらでいただくことができてよかったです!
最後にご紹介するカフェは美術史博物館内にあります。美術史博物館に行かないと入ることができない世界一美しいとも言われるカフェです。
・博物館での休憩に
・空間は一見の価値あり
まったくカフェとは思えない空間!こんなに素敵なところにいても “そこにいる自分” を自分だけはいつも見ることができないんですよね・・余談でした。
コーヒーの注文は座席でします。ケーキもメニューに書いてありますがショーケースに見に行って選ぶこともできました。
トプフェンシュトゥルーデル(チーズケーキのパイ)とベリーのタルトをそれぞれ注文しました。博物館内なのでとても静かでゆっくり時が流れています。
こちらはお食事よりは空間を楽しむ場所に感じました。美術史博物館はとても大きく歩き疲れるので、休憩にぜひ利用してみてくださいね。
今回は長い滞在で6ヶ所回ることができたのですが、あまり時間がないという方もいらっしゃるかもしれません。そんな方におすすめするならば、やはり外せないのはカフェザッハー!それから、余裕があればラントマン系列(モーツァルトカフェかラントマン)にも行かれてみると良いかと思います。
ちなみに今回断念したのははホテルインペルアルのインペリアルトルテです。次回の訪問時には、インペリアルトルテを優先し、そのあともう一度ラントマン系列でアップルパイとモーツァルトタルトが食べたいです。
以上、ウィーンのカフェ廻りでした。
\ 9/30までのキャンペーン実施中/