「タークフライパン 26cmが気になっているけれど、実際どうなの?」
✔️ 重くて使いにくそう…
✔️ お手入れが面倒くさそう…
✔️ テフロンとの違いが分からない…
そんな風に迷っている方に、調理師の私が5年間使い続けてきたタークフライパン26cmのリアルな魅力と、おすすめレシピをお届けします。
実はこのフライパン、ただ焼くだけで料理がプロ級に仕上がる魔法のような一枚。
火の通り方、香ばしさ、見た目、どれも普通のフライパンとは一線を画します。そして何より、作った料理がとにかく美味しそうに見えるんです!
(写真:タークフライパンで焼いたステーキのアップ。ジュワッと肉汁が光る焼き目)
(写真:パリッと焼けた餃子。羽根までしっかりついている)
(写真:食卓にそのまま出したタークの料理。木のテーブルとの相性も抜群)
この記事では、タークフライパン26cmを使った実際のレシピを、
・写真つきで紹介
・調理のコツも解説
・家でもキャンプでも使える汎用性もお見せします!
購入を迷っている方、すでに持っているけれど使いこなせていない方にも、
「タークって、こう使うと最高なんだ!」と感じていただける内容になっています。
それでは、タークフライパン26cmとタークを使ったレシピをご紹介していきます。
はじめに:タークフライパン26cmを手に入れて変わった日常

タークフライパン26cmを手にしたのは、料理好きの私にとってある意味「冒険」でした。
テフロンフライパン&鍋4つセット、卵焼き用フライパン、鉄鍋、圧力鍋、ホーロー鍋、パエリアパン・・ありすぎるほど調理器具があるのにタークフライパンをもらった時、正直、使いこなせるかな・・出番あるかな・・という気持ちが大きかったです。
でも実際に使ってみると、良い意味でその予想は裏切られました。
驚いたのは、「焼くだけで美味しくなる」という感覚。肉も野菜も、何も特別なことをしていないのに、味が深く、香ばしく仕上がる。火の通りが均一で、見た目も美しく焼き上がる。
そのうちに、キッチンの他のフライパンは使わなくなり、自然とタークが“いつものフライパン”になっていきました。友人の家で料理をする時は、重いけど持って行こうかな、とさえ思います笑。
持っているとなんでもこれで作りたい欲が増していく、魔法のアイテムです。
📌チキンソテー
タークフライパンとは?ブランドの歴史と特徴
タークフライパンの歴史(1857年創業の老舗ブランド)
ターク(turk)は、1857年にドイツで創業した鍛造フライパンの老舗ブランドです。
150年以上の歴史を持ち、今でも一枚の鉄を熱して職人がハンマーで叩いて成形するという、伝統的な製法を守り続けています。
この「一枚鉄から叩き出す製法」こそが、タークフライパン最大の特徴。接合部がないため壊れにくく、まさに“一生モノ”として多くの料理人に愛されています。
鍛造フライパンとは?鋳鉄やテフロンとの違い
鍛造フライパンってなに?と思う方も多いでしょう。
よく混同されるのが「鋳鉄製のスキレット」や「テフロン加工のフライパン」です。
それぞれの違いを簡単に比較してみます。
フライパンの種類 | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
ターク(鍛造) | 一枚の鉄を叩き出して成形 | 高耐久・一生モノ・おいしく焼ける | 重い・扱いに慣れが必要 |
鋳鉄(スキレット) | 鉄を型に流し込んで成形 | 蓄熱性が高い | 割れやすい・重い |
テフロン加工 | アルミなどにコーティング | 軽い・焦げ付きにくい | 劣化しやすい・高温NG |
鍛造フライパンはとにかく頑丈。(壊す方法がない!)
叩いて鍛えた分だけ密度が高く、熱の通り方や焼き上がりの美しさが違います。
わたし自身、調理師としてさまざまなフライパンを使ってきましたが、
「焼きの美しさ」「香ばしさ」「均一な火の通り」の3点ではタークが圧勝でした。
タークのシリーズ比較(クラシック・ロースト・ミニパン)
現在、タークには以下のようなシリーズがあります。
シリーズ | 特徴 | 価格帯 | こんな人におすすめ |
---|---|---|---|
クラシック | 一枚鉄鍛造 | 高め | 本格派・一生モノが欲しい人 |
ロースト | 鍛造、取手は木製 | 中価格帯 | 扱いやすいモデルが欲しい人 |
ミニパン | 持ち運びOK | 手頃 | ソロキャンプやちょっとした調理に |
「鉄の取手は熱くなるのでは?」と不安に思う方もいますが、専用カバーやタオルで問題なく使えます。
逆に、全鉄製のクラシックモデルはキャンプでも焚き火にそのまま入れられるなど、タフな場面でも大活躍です。
用途別サイズの選び方|家庭用なら26cmがベスト!
タークは20cm〜32cmまでのさまざまなサイズがあります。選び方に迷う方は参考にしてみてください。
サイズ | 特徴・用途 |
---|---|
20cm | 一人暮らし・目玉焼きや少量の調理にぴったり |
24cm | 2人分の料理にちょうど良いサイズ感 |
26cm | 万能サイズ!1〜4人分まで対応可能 |
28cm以上 | 家族向け・アウトドア・焼き面積を広く取りたい場合に最適 |
わたしが使っているのは26cm。「日常でもアウトドアでも使いやすい」ちょうどいいサイズです。
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📌2021年秋:夫とキャンプ
実際に作っておいしかった!ターク26cmレシピ
タークフライパン26cmを5年使ってきた中で、特に「これはおいしくできた!」と感じたレシピを紹介します。
どれも家庭で作れるタークの良さを最大限に活かした料理です。
チキンソテー|皮パリ&中ジューシーの黄金バランス
タークは「焼き目」がとにかく綺麗につきます。
チキンソテーでは、皮側をしっかりとプレスして焼くことで、パリッとした食感と香ばしさが楽しめます。
📌チキンソテー
鶏肉を焼いただけなのに。仕事からバタバタ帰宅して鶏肉を焼くだけでそれなりに食卓が華やぐのはめちゃくちゃ助かります。
餃子|パリパリの羽根が簡単に
蓄熱性が高いので、温度が下がらず最後まで美味しい焼き目が保てます。
フライパンのまま食卓に出しても映えるのが嬉しいポイント。
📌餃子
ハッセルバックポテト|外カリ中ホクの絶妙仕上げ
オーブン不要!タークの厚みと熱キープ力があれば、表面を香ばしく焼きつつ中までほっくり。
📌ハッセルバックポテト

チキンのクリーム煮|鉄でもクリーミーな調理ができる
タークはクリーミーな一品にも相性抜群。
中までしっかり火が通るから、煮詰めすぎなくても絶品に。
📌チキンのきのこクリーム煮
特に寒い季節にはこういったクリーム系料理を、温度を保って食べられるのがありがたいです。以前は夫の帰宅まで皿を湯煎して温めて・・なんていうことをしていましたが、タークフライパンで作って出せば、かなり温度が保てます。
ステーキ|まるでレストランの焼き加減
肉の表面だけサッと焼いても旨味を閉じ込められるのは鉄ならでは。
タークで焼いたステーキは「家でこの味出せるの?」と驚かれます。
📌ステーキ

グリオ|地中海風煮込み焼きにも向いている
水分を飛ばす力が強いので、煮込み料理もベチャッとしない。
しっかり焼き目をつけてから煮込むスタイルの料理と相性が抜群です。
📌(写真:グリオ)
インドのスパイスカレー|香りが引き立つ
スパイスを炒めるときに違いが出ます。
鉄はスパイスの香りをまろやかに立ち上げ、焦げ付きにくく、匂いが残らないのも助かります。
📌(写真:スパイスカレー)
おやつ作りドーナツ|少ない油で揚げ物も
タークは少量の油でも揚げ焼きが得意です。
フライド系のおやつや副菜も、手軽に作れます。
📌(写真:フライドコーラ)
クレープ生地|おやつ系も香ばしく
カリッと焼いた生地の香ばしさと、とろけるバナナの甘さが最高。
タークでおやつまで作れるなんて、買って良かったと実感した瞬間です。
📌(写真:バナナロティ)
キャンプ飯|焼き・炒め・炙りまで1台で完結
直火にそのままかけられるタークは、言わずもがなキャンプでも最強の相棒。
お肉に限らず、魚介、ホットサンド、焼きそば、焼きリンゴなど、バリエーション無限です。
タークのすごさ|“焼く”以外もこなす万能性
タークフライパン=焼く専用と思っていませんか?
もちろん焼き料理は抜群ですが、実は炒める・煮る・揚げる・温めるなど、あらゆる調理に対応できる万能選手です。
たとえば、ワンパンパスタも作れますし、少ない油で揚げ焼き調理もこなします。
特に私が驚いたのは、温度がほとんど下がらない点。火を止めても余熱で食材にじんわり火が入り続け、プロ顔負けの火通りができます。
これは、一般的なテフロン加工のフライパンや薄いアルミ製とは決定的に違う点です。
熱がじっくり入ることで、野菜の甘みも引き出され、おいしさがワンランク上がるのです。
そして、タークはそのまま食卓に出しても映える。
調理道具でありながら、盛り付け皿の役割も果たすというのは、意外な新発見でした!
家族や友人に「え、なにこれ?」「おしゃれ!」と褒められるのもタークならでは。
洗い物が減るうえ、料理のテンションも自然と上がります。
焼くだけじゃない、炒めても煮ても映えるタークフライパン26cm。
気になる方はこちらでチェックできます。
📌(写真:料理をフライパンごと食卓に並べた写真や煮込み系の写真)
使ってわかった注意点とその対策
タークフライパン購入に当たって不安に思われがちなポイントも、実際に使ってみるとその対処法がわかりました。
■ 重い。確かに、ずっしり感じます
片手で振るのは無理です。でも、敢えて“振る”必要がありません。
炒め物は鍋ヘラや菜箸で混ぜればOKですし、料理中に動かす頻度も少ない。
👉 対策: 両手で持つことを前提にしましょう
■ 収納がかさばる
取手が取れないぶん、場所をとります。
でも、キッチンの上部に掛けたり、立てかけ収納をすれば意外とスッキリします。魅せる収納にしてもおしゃれです。毎日使うので、しまわなくなると思います笑
👉 対策: 安全に気をつけて魅せる収納を。
■ 酸に弱い
鉄はトマトやワインなど酸性のものに反応しやすく、やや黒っぽく変色することもあります。
でもこれは“ダメになる”わけではありません。酸味の強い料理をした後は、軽くお湯で洗って焼き慣らしをしたり、酸の強い料理が連続しないようにしたりしています。
👉 対策: 酸性の料理も毎日でなければ大丈夫。
■ 子どもや高齢者が扱うには注意が必要
タークは全体が鉄でできているので、全体が熱くなります。
万が一手が当たったら、火傷の危険もあります。
👉 対策: 取手カバーを使うようにし、お子様からは離しておく。
鉄フライパンのお手入れ方法|毎日使うからこそ簡単がいい
「鉄フライパンってお手入れが大変そう…」
そう思っていませんか?
私も最初はそうでした。でも、使っていくうちに、シンプルで簡単なお手入れ方法に落ち着きました。
しかも、毎日使うことでフライパンがどんどん育ち、油なじみも良く、焦げつきにくくなります。
■ 基本のお手入れは「洗って、焼くだけ」
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洗剤は使わず、タワシでお湯洗い
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水気を拭いて、空焼きで水分を飛ばす
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必要に応じて、うすく油を塗る(育てたい人向け)
※洗剤を使うと、せっかくの油膜が落ちてしまうので注意です!
■ 焦げついたときは?
もし焦げてしまっても心配不要。
お湯を張ってしばらく煮ると、焦げが柔らかくなって落ちやすくなります。
金タワシを使ってゴシゴシ落としても大丈夫。表面は削れません。
■ たまには「再シーズニング」も
育ってきたフライパンも、たまに油膜が不安定になるときがあります。
そんなときは、再度シーズニングをしましょう。
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錆びや汚れを落とす
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フライパンを加熱して油をなじませる
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繰り返すことで、黒光りする最強の相棒に!

■ 保管方法は「湿気を避ける」が鉄則
水分が残っているとサビの原因に。
空焼き後に油を薄く塗っておくと安心です。吊るして保管するのが一番おすすめです。
(写真:タークフライパンをお湯で洗っている様子 or 火にかけて乾かしている様子)
📌(写真:シーズニング中のフライパン。油がじわっとなじんでいる様子)
▶ タークフライパンのお手入れにおすすめのツールはこちら
実際の口コミ・評判まとめ(SNS・Amazonレビュー)
タークフライパン26cmを実際に使用した方々の声を集めました。購入前の参考にしてみてください。
SNSでの評判(Twitter・Instagramのリアルな声)
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「タークで焼いたステーキが最高においしい!」
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「餃子の焼き目がプロ級に仕上がる」
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「使い込むほどに愛着が湧いてくる」
Amazonレビューでの評価まとめ
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「目玉焼き一つでもフッ素のフライパンと比べて格段においしく感じます。焦げ目の付き方と、ふっくら度が大きく違うように思います。」
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「いとこに勧められて購入しましたが、最強でした。ドイツ製で、かなり重みのあるフライパンですが、ステーキをこれで焼くとかなり違う。雰囲気も出るのでオススメです!」
「使って後悔した人」「満足した人」の違い
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後悔した人:重さや手入れの手間をデメリットと感じる方が多いようです。
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満足した人:料理の仕上がりやフライパンの耐久性に満足し、長く使い続けている方が多いです。
どこで買うのが最安?タークフライパンの価格比較
タークフライパン26cmを購入する際の主な販売店とその特徴を比較しました。
販売店 | 価格(税込) | ポイント還元 | おすすめポイント |
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楽天市場 | 約16,445円 | 高ポイント還元 | 楽天ユーザーにおすすめ |
Amazon | 約16,000円 | 低〜中 | 最短翌日配送、レビューが豊富 |
Yahoo!ショッピング | 約16,500円 | PayPay還元あり | PayPayユーザーにおすすめ |
※価格は2025年5月時点の情報です。最新の価格は各販売サイトで詳細をご確認ください。
📌 タークフライパン26cmを見てみる
ターク勝手にQ &A
その他、疑問点になりそうなことに触れておこうと思います。
火傷しない?
タークフライパンで火傷をしたことはないです。取手がものすごく熱くなるようなイメージでしたが、不意に触ってしまっても火傷をするほど熱くないです。ただ、先述の通り、小さなお子さんのいる家庭では使わない方が良いと思います。
くっつかない?
年々くっつかなくなっていきます。最初は卵焼きなんて無理!というくらいくっついていましたが、今はくっついて使いづらい、ということはありません。
もう少しフライパンを育てつつ、私も腕を磨かなければと思います。
蓋がなくて困らない?
蓋が使いたい時は、他の鍋の蓋などがだいたい使えます。
ただし高熱になると危険なので短時間だけ、自己責任で安全に。
タークフライパンを5年使った私の結論
タークフライパンを5年間使い続けてみて「買ってよかった!」この一言に尽きます。
買ってよかった? → 100%満足!
最初は鉄フライパン特有の重さやお手入れの手間に戸惑いましたが、慣れてしまえばそれすらも愛おしくなるほど。
何より、料理の仕上がりが段違いにおいしくなるのです。
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チキンソテーの皮はパリッと、身はジューシーに
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ステーキの焼き目はまるでレストラン
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餃子の焼き色は芸術的なまでに美しく
📌(写真:マリーミーチキン or グリオ or スパイスカレーなど、料理が映える一皿)
これから買う人へ「後悔しない選び方」
初めての方におすすめするのは「クラシックシリーズの26cm」です。
大きすぎず、小さすぎず、日常使いにも来客時にも対応できる万能サイズ。少し深さもあるため、汁気のある料理も安心です。
私が実際に使っているモデルはこちら👇
初心者でも大丈夫? → 使い方次第で一生モノに!
鉄フライパンは確かに「慣れ」が必要です。でも、最初のシーズニングさえ丁寧に行えば、後はどんどん使うことで自然と育っていきます。
育てる楽しさ、料理がどんどんおいしくなる実感――
これこそが、タークフライパンの最大の魅力です。
タークフライパンの良さが伝わりましたでしょうか!
テフロンだったら5年目にもなるとテフロンが傷んだり、金具が錆びたりと買い替え時ですが、タークフライパンの5年目はまだまだ若い方だと思うので、これからもっと使い込んでいこうと思っています。
タークフライパンで毎日の食卓がもっとハッピーになりますように!